芥川賞を受賞した台湾の作家、『反安倍意識』が強かったため受賞直後から「ネトウヨ」の攻撃に晒されてしまう
先日芥川賞を受賞した台湾の作家・李琴峰に対し、医師でミステリ作家の知念実希人が差別的発言をして謝罪するという事件が9月初旬に起こった。知念の謝罪を李が受け入れて和解が成立したが、両者への誹謗中傷はまだ続いている。あらましはこうだ。自民党政権に批判的な李が「まず思い切り野党に任せてみてはどうか」と政権交代を提言するツイートをしたところ、知念が「マジでなんで外国籍の作家さんがここまで露骨に日本で政治活動しているのか」「安倍前首相や自民党に対するヘイトが迸りすぎていて怖い」と噛みついたのである。