【社会】「売國奴」吉田清治氏著書に中傷落書き、図書館で閲覧中止
いわゆる従軍慰安婦問題を巡り、証言が虚偽だったとして朝日新聞が記事を取り消した吉田清治氏(故人)の著書に、吉田氏やその家族を中傷する落書きが見つかり、所蔵する福岡市が図書館での閲覧・貸し出しを中止していたことが分かった。市によると、著書は「私の戦争犯罪 朝鮮人強制連行」(三一書房)。中表紙の吉田氏の名前の横に「売國奴」の文字や、吉田氏やその家族を「皆殺にしろ」などと中傷する内容や傍線が9ページにわたってボールペンや鉛筆で書かれていた。