【中央アフリカ】イスラム教徒大量虐殺が進行か
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは12日、宗教間対立による武力抗争が続く中央アフリカで、イスラム教徒を標的にした「宗教浄化」たる大量虐殺が行われていると指摘した。同国にはアフリカ連合(AU)軍などが平和維持活動のために駐留しているが、虐殺を阻止できていないという。キリスト教徒が国民の大半を占める中央アフリカでは、昨年3月に起きたイスラム教系の武装勢力連合「セレカ」によるクーデター後、キリスト教徒による「アンチ・バラカ」と呼ばれる民兵集団が出現。