【朝日新聞/社説】未来への投資として、定住外国人の積極的受け入れを。地域社会を活性化させるテコになる。
《中略》
■未来への投資として
北川さんがいま、気にかけるのは、外国人の母親から生まれた子どもたちのことだ。親の離婚で母子家庭になった子も多く、日本語の力が十分でない。北川さんは、小学校に出向いて個別指導もしている。「この子たちは、将来の私たちを支えてくれる地域の宝です。大事に育てる仕組みが必要です」日本で働く外国人は、在日韓国・朝鮮人らの特別永住者のほか、国への届け出によると90万人余(15年秋時点)。