【共産党】子どもの貧困対策大綱:社会全体の貧困を拡大させておいて子どもの貧困が解消できるはずがありません | 赤旗
しんぶん赤旗 2014年09月02日09時43分
安倍晋三政権が子どもの貧困対策大綱をようやく閣議決定しました。当初予定よりも約1カ月ずれ込んだうえ、内容も従来の政策の列記が目立ち、子どもの6人に1人が貧困状態という日本の深刻な実態を抜本的に改善するには、あまりにも貧弱です。子どもが生まれ育った環境で将来が左右されないことをめざし制定された「子どもの貧困対策法」の原点に立ち返り、政府は事態打開へ向けて積極姿勢に転じるべきです。